話すと嫌な気持ちになる相手には近寄らない。それよりもその理由を考えよう

こんにちは
ライフコーチの岩田明穂です^^

私たちは無意識に
自分が望んでいることを
やっています。

私のことを少しお話ししますと、、、

以前、私はある先輩のところへ
仕事の後によく評価を
聞きに行っていました。

仲間内はみな、
体育会系だったので、
後輩から先輩のところへ行き
「反省お願いします」
とアドバイスをもらうのが
通例となっていたんですね。

その先輩にわざわざ自分から
聞きに行くこともなかったと
今は思いますが、
当時は聞きに行っていました。

その先輩はかなり毒舌で、
褒めることはほとんどありませんでした。

先輩と私を比較して
「私はこうだけど、あなたは…」
とか
「頑張ってるかもしれないけど、
ちょっと違うんだよね」
とか、
客観的にみても
言われた方のモチベーションが
上がるようなことは言わない方でした。

それでも、
その人の独特のキャラクターなのか、
ところどころ
「まぁそのダメなところが
あなたなんだよね」
と言いながら
笑顔を向けてくれるようなところに

私は
「先輩は私のことを
わかって言ってくれているんだ」
と思い込んでいました。

ただ、実際は、
その先輩と話し終えた後、
いつも気持ちが晴れずに
数日間モヤモヤしていたのですが…。

…と、先輩のアドバイスの仕方が
良い・悪い、ということを
ここで論じたいわけではありません。

ここからが重要なことです。

あるとき、
なぜ自分は
こんなに嫌な気持ちになるのに
自分から先輩に声をかけるのか?
と自分自身に問いかけてみました。

そしてわかったのですが、
私は無意識のうちに
人にいじられたり、からかわれたり、
なんならバカにされていたとしても、

人から笑われることで、
その場での自分の存在が
みんなから受け入れられる
と感じていた、ということ。

心の奥では自尊心が傷ついている。
それなのに、

「私はいじられて
笑い者になることで
みんなの仲間になれる」

という偽物の皮を被っていたのです。

ここで大事なのが、
“笑い者になる”というのが
悪いわけではありません。

人によってはそれが生きがいで、
人から笑われる(人を笑わせる)ことで
幸せを感じる人もいるのです。
(例えば芸人さんがその一例です)

本当に重要なのは、
自分の自尊心が傷ついている
という本心に、
自分が気がつくことです。

何をしたら嬉しい
何をしたら嫌だ

という基準は人によって
まったく異なります。

一見、
自分は<嬉しい>と感じている
と認識していても、
どこかでモヤモヤを感じるとしたら、

これは本当に嬉しいのか?
無意識に自分を欺いていないか?

と一度疑ってみることで、
本当の気持ちが見えてきます。

本当は嫌なことを
隠している自分が
いるかもしれないのです。

さて、先ほどの私の話に戻りますが、
自分自身に問いかけることで、
私の本心はこう思っていることがわかりました。

“自分が努力していることを
ちゃんとみて欲しい”

“バカにされたり笑われたりしたくない”



わざわざ、
自分にダメ出ししかしないと
わかっている人のところへ
アドバイスを聞きに行くことは、
自分を欺くことになり、
満たされることはありません。

だから私はそれに気がついてから、
その先輩のところへ
自分からアドバイスを
もらいに行くのを止めました。

もちろん、
今後私が今より成長して、
どんなアドバイスも
笑って受け流せるようになったら、
また話にいくかもしれませんが^^

以上、少し恥ずかしいですが
私の過去の話をご紹介しました。

もし、私にも心当たりがあるな…
と思った方には、
まずはその相手に
自分から関わりに行くことを
ストップしてください。

そして、
自分がどんなふうに
生きていきたいのか。

それを明確にしてください。

無意識に被っている皮を
一枚ずつ取り除き、

本当に自分が感じている
本心を見つけると、

自分を傷つける行動を
取らなくなりますよ。