「叱責された」「否定された」ときのモヤモヤを落ち着かせるための方法

こんにちは
ライフコーチの岩田明穂です^^

今日は少し長めのブログです。

職場で上司に叱責されたときや、
同僚、仲間から意見を否定されたとき。

言われていることはわかるけれど、
どうしてもスッキリしない。

そんな想いを引きずって
モヤモヤし続けてしまう人も
いると思います。

そんなときは
相手の言葉を
無理に受け入れようとするのを
一旦ストップしてください。

<相手が言うことはわかる。>

というのは頭で思考している状態です。

しかし、
それをすんなり
受け入れられないときは、

あなたの感情
何かを伝えようとしています。

ここから目をそらすと、
同じようなことが
何度も繰り返されます。

あなたが受け入れられないのは
相手の言葉ではなく、

あなたを受け入れてくれなかった

という相手の態度です。

そしてこの、

受け入れてくれなくて
モヤモヤしている

という感情の裏にあるのは、

相手への期待

私のことを受け入れて欲しい。

私の考えに賛同して欲しい。

私を理解して欲しい。

この「◯◯して欲しい」という
相手への期待が、

叱責や、否定の言葉を通じて

裏切られたと感じ、

相手の言葉を受け入れられない

という感情を生み出しています。

それに気がついたら、

まずは自分自身の

「◯◯して欲しい」

という感情がそこにあることを

自分が受け入れます。

何もせず、ただ、

「◯◯して欲しいって
思っているんだね」

と自分に言ってあげましょう。

「◯◯して欲しい」という感情は
誰にでもあるものです。

だから、それを否定することなく、

ただそこにあるだけでいいと

自分が受け入れてあげるのです。

さらに、

あなたが相手に抱いていた期待にも

意識を向けます。

「私は◯◯さんに、
私を受け入れて欲しかった」

「私は◯◯さんに、
私の考えに賛同して欲しかった」

「私は◯◯さんに、
私を理解して欲しかった」

これらもただそこにあることを
自分が気づき受け入れるだけで大丈夫。

とても自然な感情です。

しっかりと、そこにあることを
感じましょう。

そうやって、自分で自分を
受け入れることができると、

気持ちが少しずつ
落ち着いてくるのを
感じられるはず。

気持ちが落ち着いたら、

今度は相手にも意識を向けます。

あなたが自分の本当の気持ちに気づき、
それを大切にし、
受け入れることができたように、

相手にも相手の気持ちがあります。

そこに意識を向けるのです。

ただし、気をつけて欲しいのが、

ここで
相手の気持ちを無理に受け入れようと
しないこと。

自然と相手の気持ちを
受け入れられるならいいのですが、

自分とは考えの違う相手のことを
無理に受け入れるのは、
自分の気持ちを無視することになります。

相手の気持ちは相手のもの。
本当の気持ちは他人にはわかりません。

だから、ここでやることは、

「相手には相手の気持ちがある。
それは私にはわからないし、
ましてや相手の気持ちを
受け入れることはできない。

でも、

相手には相手の気持ちがある
ということは、
受け入れることができる。」

と、自分に言ってあげるのです。

これは相手のためではなく、
自分のために言うことです。

自分で自分にしたことと同じように、

相手にも相手の気持ちがあるということを
ただそのまま受け入れるだけです。

そうやって、

自分と相手をうまく切り離すことができ、
どちらも尊重することができると、

自分が落ち着き、
必要なものを受け入れる
心のゆとりが生まれてきます。

無理せず、
やってみてくださいね。